ラテルネ瀧根の登山塾

という事でブログ2年目の始まり。
世の中不幸な出来事が続き、前にも触れたがサハラ砂漠の南では
１５００万人が餓死する状況にあるという。

憂う意味もないかのようにどこかで戦争やその危機があり、
北朝鮮は韓国に恐ろしい事を言っている。
敦賀原発に活断層が見つかった。分かった以上廃炉しかないだろう。

そんな中、玉木宏くんが西穂を目指すという平和な番組をやっていた。
玉木君の前にはちゃんと踏まれた道が続き、体験したかったという
テント経験はコーヒーを入れる撮影をしただけで小屋に戻ったようだ。

三脚が寒気で折れた？そんな事あるはずがない。
何か力が加わっただけ。朝日に舞う雪煙を撮影をして下山となった。

彼の出たドラマ「氷壁」や小栗旬の「岳」、「点の記」もそうだが
そういう番組を見て、人々は「これが（冬山）登山」だと思ってしまう。

無理もない。アドバイザーが付いていてこの程度だから、
本物を表現するのはやっぱり無理なのだろう。
ゲームだけでなく、世の中バーチャルリアリティに溢れている。

NHKの番組では、現在３分の１の人が非正規雇用だと言っていた。
豊かに見えるこの日本で、何なのだこれは。
安上がりにした分の利益はどこへ行ってしまうんだ？

華がある人間には金が集まって当然だと誰かが言っていた。
その番組に出た人たちに華はなかった。片やダルビッシュに１００億円。
３分の１の若者たちが未来に夢を持てない社会なんて絶対おかしい。
バーチャルリアリティの中のリアリティー。