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2012年05月03日

「知る」こと

ちょっと前に触れた「ぼくには“常識”がない」(作家・高橋源一郎さん)
には、日本の入学式についてこう書かれていた。

アメリカでは講堂に集合してジュースやチョコレートを食べる。
それはパーティのようなもの。オーストラリアやイギリスでは式はない。
だから式それ自体が「常識」ってわけじゃない。

日本の「式」は子どもたちのためのものではなく、
キョウイクイインカイとかの人のための式なんだ、と。

そして「教育」についての記事をいくつか紹介していた。

尾木ママこと尾木直樹さんは現代思想4月号に
世界の教育と日本との違いについて、
我々がいかに知らないことばかりなのかを書かれているらしい。

桜井智恵子さん(子どもの人権オンブズパースン・もっとも弱い
存在である子どもたちが立ち上がれる手助けをしている)が書かれた
「子どもの声を社会へ」には、国連・子どもの権利委員会が
“厳しい競争環境が子どもたちをイジメや精神障害といった
不幸な状態に陥らせている”と日本に勧告したことが書かれているとか。

え~日本が勧告を受けている?ちっとも知らなかった!
尾木さんは「世界」5月号にも「学校を死なせないために」という
対談もされているらしい。
タレントとしてのほんの表面しか知らなかった。

知らないということは日本の現実を知らないという事。
ただ漠然と若者の味方のつもりでしかない自分。
知ることは難しい。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:47│Comments(0)雑感
 
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