ウエブはこちらへ!
http://laterne.web.fc2.com/
2012年05月08日
連休中に
6日朝、広島の仲間は帰って行った。楽しい時間はいつもあっという間だ。入れ替わりに女房の妹夫婦が寄ってくれた。下呂温泉の下見に先立って来てくれたとか。お昼を大黒屋という蕎麦屋さんにした。広島の皆さんと行くつもりだったところで、なかなか美味しい。台風のような雨風で肌寒いくらいだったから、天ぷら蕎麦にした。
妹夫婦とも話になったが、このGW中、60代、70代の8人が亡くなり、奥穂高岳でも事故があった。我々が西穂山荘に向かうときもアイゼンが全く靴と合っていない年配パーティがいたし、帰りは怖いからお尻をついて降りるパーティも。怖いのは解るが、お尻はカッパだから余計に滑るし、お尻をついていたら軽アイゼンが効きにくい。怖さを克服し、安全に歩けるようになるためのトレーニングを抜きにして冬山に行くというのが無謀。そういう人はガイドを雇う他ないのだ。こうだから遭難は絶対無くならない。いくら啓蒙したってこういう人たちが無くなることもないのだろうが、啓蒙が充分だとは決して言えないだろう。日本山岳協会の遭難対策委員会はこういう事にもっと力を注げないだろうかと思う。また、マスコミなどでは常に「登山歴30年のベテラン・・・」などと書かれているが、問題はその中身。歩けないままの、進歩のない30年の歴史だってあるのだ。それに30年もやっていたら、普通は下り坂まっしぐら状態。一様に展開されるそうした報道や「服はどんなものがいい」などとい
ったピントのずれたコメントを求めるのは、いい加減やめてもらいたいものだ。
妹夫婦とも話になったが、このGW中、60代、70代の8人が亡くなり、奥穂高岳でも事故があった。我々が西穂山荘に向かうときもアイゼンが全く靴と合っていない年配パーティがいたし、帰りは怖いからお尻をついて降りるパーティも。怖いのは解るが、お尻はカッパだから余計に滑るし、お尻をついていたら軽アイゼンが効きにくい。怖さを克服し、安全に歩けるようになるためのトレーニングを抜きにして冬山に行くというのが無謀。そういう人はガイドを雇う他ないのだ。こうだから遭難は絶対無くならない。いくら啓蒙したってこういう人たちが無くなることもないのだろうが、啓蒙が充分だとは決して言えないだろう。日本山岳協会の遭難対策委員会はこういう事にもっと力を注げないだろうかと思う。また、マスコミなどでは常に「登山歴30年のベテラン・・・」などと書かれているが、問題はその中身。歩けないままの、進歩のない30年の歴史だってあるのだ。それに30年もやっていたら、普通は下り坂まっしぐら状態。一様に展開されるそうした報道や「服はどんなものがいい」などとい
ったピントのずれたコメントを求めるのは、いい加減やめてもらいたいものだ。
Posted by ラテルネ瀧根 at 06:00│Comments(0)
│登山