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2012年06月12日

「幸福な若者たち」

内閣府の「国民生活に関する世論調査」によると
20代の70.5%が「満足」、30代の満足度が65.2%、
40代が58.3%、50代では55.3%だとか。(2010年データ)

つまり若者の満足度が高く、若者を心配する上の世代ほど
低くなっているという結果になっている。

これが古市さんの「幸せな若者たち」の根拠であり、
全てを許容した結果なのだろうかという僕の疑問の根拠でもある。

「お金が無いなりに楽しければそれでいい」というのは、
刹那的でなければ意味の深いものがある。

余るほどお金を持っているのにまだ増やそうとして
詐欺でやられてしまったり、
使わないまま死んでいくよりどれだけいいかわからない。

でもそういう「若者」の内実ってどうなの?ということだ。

古市さんの「絶望の国の幸福な若者たち」は、それを分析した
若い社会学者からする「若者論」だ。

いつの世でも「最近の若者は・・・」というセリフが
時のオヤジたちから言われている。
僕も若かった頃、そんな年寄りたちに食って掛かったことがある。

でも歳を取って、これだけ不安材料があるのにいいのかなぁ?
と心配になってしまう自分がいるのも正直なところだ。
「最近の・・・」という批判的なものより「心配」が先に立つ。

決して物わかりのいい年寄りになりたいとは思わないのだが、
単純に、そんな若者を知りたいと思うのだ。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:59│Comments(0)雑感
 
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