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2012年06月28日

西穂ー奥穂

久しぶりの穂高縦走だった。
荷を担いで登る、というのはそれをやっていないと難しくなるもの。
今回は20キロにしようかとも思ったが、久しぶりだから17キロにした。

7月にはご夫婦をお連れするから下見という意味もあるし
ガストン・レビュファの眠くなるDVDを見て、岩稜を歩きたくなった。
奥穂ではゴールデンウイークに名古屋の若者が亡くなっている。

できれば涸沢小屋でバイトしている知り合いの娘さんに会いたかったが、
天気もあり、無理をせず西穂ー奥穂と決めた。

これまでは通過地点としか思ってないから、ただ早く歩くだけで
何も覚えていない。ゆっくりムービーを回しながら歩いた。

今年は雪が多いから、結構どこでも雪が取れる。
だからどこで寝てもいいのだが、あんまり早くてもと天狗のコルは
越えることにした。コルのジャン側に整地してあるところを発見。
日が長いから、時間をつぶすのに苦労した。

ジャンを登って奥穂側へクライムダウンした。
いつか田部井さんがロープを使ってるのに「登れない」と言ってたとこだ。
過去の実績は、現在直面する課題の何のたしにもならない。

馬の背を越して奥穂高岳に到着。
名古屋の二人はここを通過して「ホッ」としたのではないだろうか。
よもや迷い尾根で滑落するとは思いもよらず・・・。
山頂と迷い尾根で静かに手を合わせた。

穂高岳山荘にはテントが二張り、前穂高岳にでも出かけたのだろうか。
誰にも出会わない静かな縦走だった。





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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:40│Comments(0)登山
 
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