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2012年07月19日

マカウの強さ

昨日、マカウの省エネ走法が裸足での生活を基礎に
出来上がったと書いたが、
それは深部底屈筋という筋肉の発達によるものらしい。

わかり易く言えば、つま先で身体を持ち上げるのに使う筋肉の
下げるバージョンがその代表的なものだと思う。

更に3000mの高所トレーニングによって、
赤血球の大きさが一割以上小さいのだという。
これによって毛細血管を流れやすいさらさらの血液となり、
大きな心臓によって大量の血液が送り出されたら、そりゃ強い訳だ。

だいぶ前に書いたことだが、僕の赤血球数は少ない。

高所へ行くと順化の結果、赤血球数が増大する。
すると血流が阻害されて(大きな赤血球が詰まるように)
うまく酸素を運搬できないから、再び減少していく
という順化過程が解明されている。

僕のはそれを経験した肉体反応として、
平地での赤血球数をあらかじめ減らしてしまったということらしい。

しかし赤血球の大きさそのものが小さくなれば
(運搬能力が小さくなるかどうかは分からないが)
そんなプロセスもショートカットされて、登山にも有利かもしれない。

これからケニアやエチオピアの登山家が生まれるようになると、
世界の登山界はがらっと変わるかもしれない。

もう一つあった。世界的な選手になることで「貧しさ」から抜け出す
そんなハングリーな「競争」も強さの条件の一つらしい。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:12│Comments(0)雑感
 
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