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2012年08月23日
山本美香さんを悼む
山本美香さんがシリア内戦の犠牲になった。
「戦況を伝えるのではなく、それによって苦しむ人を伝えたい」
「人の目が届かなければ、事実はなかったことになる。
それを伝えることが報道の使命・・・」
そんな哲学を貫徹し、最前線アレッポで亡くなった。
なぜ人はこれほどまでに違うのかを考えさせられた。
ある中学生が、国際的なリーダーになるためのセミナー
(世界各国から中学生が集まっていた)
に参加するのを、どこかのニュースで取り上げていた。
もちろん会話は全て英語。
先生に「リーダーとは何だと思う?」と質問されていたが
「今、何をすべきか考えられる人」というような返答をしていた気がする。
この子は、その善し悪しは別として既に違う世界にいる。
そしてそれは、親からして違う環境にいることが前提になっている。
身近なところでは、母子家庭の男の子(高校生)が
クライミングをやりたくてたまらないのに
お母さんは「危険だから絶対ダメ」とにべもない。
山本さんのお父さんもまた報道関係者だったという。
「世界は戦争ばかり、と悲観している時間はありません。
この瞬間にもまたひとつ、またふたつ・・・
大切な命がうばわれているかもしれない-
目をつぶってそんなことを想像してみてください。」
山本さんの著書にこうあるというが、悲観しかない自分が情けない。
「戦況を伝えるのではなく、それによって苦しむ人を伝えたい」
「人の目が届かなければ、事実はなかったことになる。
それを伝えることが報道の使命・・・」
そんな哲学を貫徹し、最前線アレッポで亡くなった。
なぜ人はこれほどまでに違うのかを考えさせられた。
ある中学生が、国際的なリーダーになるためのセミナー
(世界各国から中学生が集まっていた)
に参加するのを、どこかのニュースで取り上げていた。
もちろん会話は全て英語。
先生に「リーダーとは何だと思う?」と質問されていたが
「今、何をすべきか考えられる人」というような返答をしていた気がする。
この子は、その善し悪しは別として既に違う世界にいる。
そしてそれは、親からして違う環境にいることが前提になっている。
身近なところでは、母子家庭の男の子(高校生)が
クライミングをやりたくてたまらないのに
お母さんは「危険だから絶対ダメ」とにべもない。
山本さんのお父さんもまた報道関係者だったという。
「世界は戦争ばかり、と悲観している時間はありません。
この瞬間にもまたひとつ、またふたつ・・・
大切な命がうばわれているかもしれない-
目をつぶってそんなことを想像してみてください。」
山本さんの著書にこうあるというが、悲観しかない自分が情けない。
Posted by ラテルネ瀧根 at 05:33│Comments(0)
│雑感