ラテルネ瀧根の登山塾

昨日はそんな登山者がいたので、滝谷は中止した。

ちなみに、僕の持った水は３.６L。大小のプラティパス１本ずつだ。
一応行動用１.５L、ビバーク用１L、翌日の行動用１.１Lのつもり。

昔は行動用に１Lしか持たなかったが
最近は汗をかいておしっこが減ると痛風になりやすいので
できるだけ摂取するよう心掛けている。

途中で水は取れるが、照りつけられたら水道水の方が悪くならない。
だから最初から持っていた。

その人の荷物は１０キロ程度。３３キロのボッカをしたばかりだし、
水２.６Lを捨てたり、ザックをスリングでしばったから
荷姿も安定し、全然どおって事なかった。

茨木の６９歳のお父さん、精神力が強いんだろう。
２７日の朝から飲まず食わず状態で縦走。
２８日下山したものの動けなくなり、道端でビバークしたという。

「絶食状態でも耐えられる」ようなことを言ってたので
「水まで戻してしまう状態はちとやばいんだよ」とさとしたら
「今度は息子と来ます」と言っていた。

「それがいいよ、また来てね」と別れてから
以前、足が痛くて福地山（１６７２m）に登れなかったことを思い出した。

福地山は２時間足らずで登れる山で、晴れていれば展望が良い。
ただ登山道は杉林のつづら折れがほとんどで、変化に乏しい。
つまんないから化石を探しながら歩いたが、分からないものだ。

意外と雲が出ていて展望もなく、早々に下山した。