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2012年09月28日

子供を守ること

昨日、谷川岳の事故死者数が世界ワースト記録だという話と
その3000倍の自殺者(年間)がいるのが日本だと書いたが
ことに子供が「イジメ」に遭って自殺するなんて、
なんて情けない話なのだろう。

「イジメをなくそう」は理念であって絶対無くならないもの。
僕だってイジメに加担したこともあるし、
誰にだって経験があるのではないだろうか。
会社でも地域でも、多かれ少なかれあるものだと思う。

山の救助において、「自分を守れない人間に人は守れない」と言う。
危険な場所で人を救助するのに、
自分の安全を作れずしてそれは不可能だから言い得て妙。

だからこそロープを使う登山に親しみ、
セルフレスキュー技術の同時並行的にスキルアップをしない限り
人の救助などはできない。
岩登りもせずレスキューをかじったところで何もできないのだ。

今回の錫杖の事故は他会のお世話になったが
何かあった時、基本は自分たちの会で完結させること。
それができるかどうかで会の総合力が分かる。

それはそのままこの社会にも当てはまるのだろう。
大人が自殺するような社会に、
子供を守ることはできないのかもしれない。

子供の命すら守れないのは大人の責任であり
総合力の乏しいこの社会の反映でもあるのだろう。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:10│Comments(0)雑感
 
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