ラテルネ瀧根の登山塾

いくつかの用事を済まそうと、女房と名古屋へ行って来た。

最初に向かったのは小牧第一病院。
女房方の母が自転車で転んで胸骨を骨折、そのお見舞いだった。
去年も自転車で事故に遭って同じ病院に見舞ったものだが、
８０歳を超えてあまり元気なのも困ったものだ。

正直、こんな事でもなければあまり会えないのが実情。
申し訳ない気もするが、何よりケガが軽くて良かった。

次に、先日電話をくれた登山用品店に行ったが休みだった。

ちょっと早いが、０４年にアンナプルナに眠った佐藤君宅へ向かう。
いつも奥さんがお土産を準備してくれるので、今回は突然の訪問。

これも外れた。当たり前だが、夫々に夫々の生活がある訳だ。
しばらく待ったが、メモを置いて失礼した。
彼の命日ではあるが、彼は位牌の前ではなく僕の心に在る。

高山へ向かう途中で奥さんから電話をいただいた。
お子さん達も元気だとの事。またお邪魔しますね、お元気で。

時間があるので守山区の娘のところに向かってみた。
これまた外れ。家族で出掛けていた。
孫の顔が見れなかったのは残念だが仕方ない。
時間が余ったので４１号で帰ることにした。

人生にはどれだけのすれ違いがあるだろう。
それを前提とした、昨日のような行動もある。
突き動かされるものに従って、それもまた良し。
まず動いてみれば、きっと想いは届く。

〈いろんな想い－北岳バットレス基部で〉