ラテルネ瀧根の登山塾

新年を迎えた全ての皆さんに素晴らしい日々が訪れますように！

過去、新年を迎えること自体が大変な時代があった。
急流を渡るようなギリギリの状況から
「瀬」を使った年の瀬という言葉が生まれたと聞いたことがある。

そう考えると、現代はいかに豊かに新年を迎えられる時代なのだろう。
きっとその頃のありがたさとは比較にならないのだろうが
今、この平和な日本に生まれ生きている幸せに感謝。
先祖たちにどれだけ感謝しても感謝しきれない。
穏やかに新年を迎えられたことに感謝して、冷たいお神酒を戴いた。

年賀には「この一年、どんな足跡を残して進めるだろうか」と書いた。

五木ひろしの「山河」の一節
「顧みて、恥じることない足跡を　山に残したろうか」

自分の宿した山河が美しかったかと愛する人に問うように
ちっぽけな足跡を一歩一歩残して進みたい。

「“エネルギー不滅の法則”のように
人の生エネルギーも形を変えて存在する」（ジェリー・カー）

ではないが自分が自分であるために、足跡を残そう。
そしてそんな想いが形を変えて存在することを信じ、
ささやかながら、他の人の一歩も、全力で支えたい。

まずは４日－５日に八ヶ岳で学生の講習会がある。
来月遠征に出発する彼らが無事帰ってくることができるように
眩しくもある彼らに精一杯伝えてこよう。

今日はそのテキスト作りから一年の初日をスタートする。