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2013年03月11日

ちひろ美術館

昨日は、突然ではあったが安曇野ちひろ美術館に出かけ
「絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ」
という展覧会を見てきた。

今日で震災から2年。改めて犠牲者を追悼するのと
これからどう向き合うのかという漠然としたテーマを持ち
作家たちの「苦悩」に触れてみたかった。

その展覧会は降矢奈々さんが中心になって実現したもので
「震災を受けて芸術にできることは何か」というテーマに対する
「作家」たちの現在的な「解答」。

ヨーロッパ諸国で開催されてきたものが
ようやく日本での開催となったものだ。(安曇野では5月7日まで)
安曇野は雨。だけど多くの人で溢れていた。

絵本作家だけに子供目線での作家が多いはずで
だからこそ、当然ではあるが子どもの笑顔のための社会づくり
そして反原発を訴えるものが多かったように思えた。

「すべてを自分の伴侶として想像する、想像された、想像するもの」
(サミュエル・ベケット)に導かれたという息子の作品を見て
なぜか復興支援ソング「花は咲く」が浮かんできた。
その歌詞の「私は何を残しただろう」が僕に問いかける。

この2年、僕は僕でそれなりにやってきたつもりだが
本当にちっぽけなことしかできなかった。非力が情けなくもある。

でも基本は、自分自身が元気に生きることだと思っているから
気負いはないし、これからもやれるようにやって行こうと思っている。




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Posted by ラテルネ瀧根 at 08:00│Comments(0)雑感
 
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