ラテルネ瀧根の登山塾

研修会からの帰り、特急「やくも」は超満員だった。
講師仲間総勢５人で軽く飲みながら、ゆったり帰るつもりだったけど
車掌さんから「停車駅で移動時間を作るから
指定席のデッキに移ってくれないか」と頼まれる始末。

そこでようやくザックに腰掛けて落ち着く事ができた。
あの車掌さんかなりの巨漢だったから、「お客様が通れないから」
との理由はご自身の事だろう、と酒のつまみになってしまった。

岡山からの新幹線も満員だったが、しばらく立っていたメンバーも
その内何とかばらばらにではあるが座る事ができた。

そんなふうだったから、大して有意義な反省会もできなかったが
一点、新たな事業として技術のDVD収録（「見える化」）を提案。
次回３月の常任で詰める事となった。

全国津々浦々に安全な技術を普及するという日山協の命題は
現在デッドロックに乗り上げているのが実情。
指導員総会や研修会に参加できない県もすごく多い。
そんな中、非常に有効なものだと思う。

土曜、登攀していたパーティの一人が滑落し、
骨折・ビバークしたようだが、日曜救出された。

その関係で、地元の研修会参加者に動員が掛かって
出動するというアクシデントもあったが、
大山にしてはとても好天に恵まれ、有意義な研修だった。

毎回、鳥取県山岳協会さんには大変お世話になり、感謝しております。
ありがとうございました。

〈キャタピラも各種あるが、これは前後輪連結仕様。さすが鳥取！〉