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2011年11月24日

講習会

昨日の講習会、何とか本降りにならない内に終える事ができました。
特徴的な出来事について触れたいと思います。

【道迷いの講習会で受講生が道迷い】
全員が同じ課題を持って、地図を見ながら進んで行ったのですが、
ほぼこちらの思惑通り皆、間違ってくれました。
そこで集合して、間違った原因について解説するというやり方です。

そんな事を繰り返しながら稜線に出て、コンパスの使用法について
解説していると、電話が掛かってきました。
何と受講生が3人道迷いしていたのです。

それも現在地が的確に言えない。こちらの言う事が理解できない。
何とか理解してもらい、10分位で集まってもらいました。

ポイント 「中高年の特徴は自分勝手が際立つ事」

リーダー(この場合は講師)がどこにいるのか気にせずに
離れて行ってしまう。(バラバラになる)
そして道迷いの典型例として動き回る。
疲れてしまってヘリを呼ぶ(この場合は電話)

照れくさそうに現れたのは同じ山岳会のグループでした。
これが一人だったら講師から離れないのでしょう。
仲間がいるからこそ、の「勝手」の相乗効果とでも言いますか。

それは課題に対して、こちらの思惑通り間違ってくれるところでも
発揮されるわけです。つまり皆が進むから主体性なく、
くっついて行ってしまう。

山岳会に結集する人たちも、大して未組織登山者と変わりない。
それが露呈した講習会でもありました。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 07:21│Comments(2)研修・講習会
この記事へのコメント
ご無沙汰です。

分かります。分かります。これ・・・

「山歩き教室」の講師ってのを二クラス、月一回していますが、毎回、地図とコンパス使わせます。

でも興味のある方は、毎回、熱心ですが、興味の無い方は、こちらの説明もほとんど聞いていないし・・・地図を持っていないこともあります。
ついて行けばいいか・・・って人たち。

別途、地図読み講習会の依頼も来ていますが・・・
私は、地図を見ながらの「妄想登山」大好きなんですけどねぇ。
Posted by mayumi at 2011年11月24日 11:24
mayumiさん、どうもです。

ね~、そういうもんですね。
自立した登山者…ってなかなかいないというかできない。

やっぱり沢で地図を読まざるを得ないとかの習慣というか
問われる実践がないとダメですね。

創造力・想像力、「妄想登山」抜きにないしね。

それにしてもご活躍で何よりです!
Posted by ラテルネ瀧根ラテルネ瀧根 at 2011年11月26日 07:03
 
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