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2012年10月17日

事故をめぐって

先日、錫杖の事故でお世話になった方からメールをいただいた。
ご自身のブログに僕のアドレスを掲載したいがどうかという、
それは丁寧なものだった。

もちろんこんなもので良ければとご返事をさせていただいたが、
そのメールにはその会の近況も書かれていた。
それによると、事故によってより絆が強まり、
レスキュー講習会の取り組みも活性化しているとの事だった。

とても嬉しかった。事故は起こしてはいけない。
しかしいつ起きるか分からないもの。

事故に直面し、皆で持てる力を最大限発揮していただいたのだろう。
皆で苦労し、全力を発揮したから絆が強まる。山はそういう場所だ。

それに「人のふり見て我がふり直せ」ではないが、
事故を教訓化するのは一番大事なことだと思う。
失敗例にこそ学ぶべきことがある。

リーダー格の皆さんがしっかりしてお見えだからこそ
そんないい流れを創ることができるのだろう。
そういう会ではなかなか事故は起きないものだ。

古巣である名古屋の千種アルパインクラブでも14日、
今一度基本に立ち返った技術の再確認をしたという。
どこの会でも登ることだけを追求する落とし穴に要注意だ。

当事者である我が会からは、まだ報告書が出ていない。
出た時点で皆さんにはご挨拶をさせていただこうと思っているが
機会があれば是非一杯やりたいものだ。

〈あまりお世話になりたくないもの〉(鍋平にて)
事故をめぐって

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:49│Comments(2)山岳会
この記事へのコメント
好山好会の安井 哲大です あの時の現場で写真で記録していました。 トップの浜辺が4Pを終了しセカンドのHsに登るようにした時でした。私はサードとしてセカンドを追いかける用意をするための後をむいた時に音がしたので振り返ると1回目から次のバウンドどするのが見えました、11:45 浜辺がレスキューに入るとコールがあったので私たちと他も待機に入り ヘリが」きたのは14:10で私たちの前でホバリングする(映像)のでここより上と表現したので へりから丸のサインでヘリは上へ、 結果的には取りつきまで降ろすことになり4Pは浜辺がロワーダウンするのに柳が合流し、最初のロワーダウンをしました。最後3Pの時は岐阜県警の谷口さんか急ぐように言われてなんとか 彼女の後に懸垂下降した時は彼女はヘリに入る瞬間でした
 17:09 TVとは時間が違いますが。
 その後 みんなで懸垂下降、装備の回収 みんな 達成した喜びで満足でした。
 好山好会 安井 哲大
Posted by 安井 哲大 at 2012年10月19日 23:03
安井様
今日になって戴いたコメントに気付いた次第、申し訳ありません。
その節は本当にお世話になり、ありがとうございました。
山仲間の友情に感謝です。
お知らせいただいた時間などについては、時系列の資料にさせていただきます。
報告書が出来次第、またご連絡させていただきます。
Posted by ラテルネ瀧根ラテルネ瀧根 at 2012年10月30日 08:53
 
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