ラテルネ瀧根の登山塾

今日は、千種アルパインの代表を検討する集会があるため名古屋へ。
お昼頃、同クラブのＮが仕事のついでに立ち寄るというから
飯でも一緒に食べながら、新代表などについての意見を聞きたいと思う。

千種は、現代表が降りて且つ退会するという危機的な現状にある。
普通、代表が辞めるというのはクーデターがあった失脚したとか
解散を宣言するとか、そんな事しか思いつかない。
何があったのか分からないが、余程のことあっての判断なのだろう。

今日の集会で代役が見つかるとは思えないが、
５月の総会までには新しい体制を確立したいものだ。

特にこの１０年、山に登る手段として千種に入る人が増え
“自分が山に登れたらそれでいいんだ”という人が増えている。

時代の流れで仕方ない事なのかもしれない、と思うこともあった。
でも集会には出ない、一部の仲間とだけ山へ行く、合宿は個人山行だけ
会のために何をするかという発想は薄れてしまった。
その内集会は無くなり、メールだけの会になってしまうかもしれない。

どこの山岳会もそうした傾向だと聞くが、ネットの偏重や
個人主義の蔓延はもはや止められないものなのだろうか。
これは、有効な手を打ってこなかった自分自身の責任でもある。

今回の代表の引退・退会というのは
そんな、全体的に軽くなってしまった繋がりとは関係ないのかもしれないが
後釜を作ることと同時に、会そのものを見直す絶好の機会かもしれない。

あるべきものを求めるのにきっと時代は関係無く、
早い遅いも関係無いはず。災い転じて福となす、そんなチャンスにしたい。