ラテルネ瀧根の登山塾

昨日は５時に出発したが、伊木山に着いたのは７時過ぎ。

講習会場で声がするので行ってみたらＳさんが登っていた。
若い人を二人連れての朝トレだったようだ。

制動確保をメインとした登攀技術講習なので、タイヤを落とすための
準備がなかなか大変だ。

まもなく到着した役員二人に手伝ってもらったが
開催時刻の９時を回っても、まだ実施できない状況だった。
おまけに資料のコピーもまだ準備してなかった。

講習会が終わってから３人で喫茶店に行って反省会。
開催時刻にスタートできないのは主催者側の怠慢だと言った。

一つは前の週にでも指導者研修をして準備や技術を確認する。
本番ではその人たちが身につけたもので指導にあたる。
そうすれば指導者が指導の機会を得られるばかりでなく
準備に必要な時間も把握できるし短縮もできる。

関連するが二つ目は組織運営の問題。
仲間を組織化するという観点が抜けているから
いつまでも二人でやっていて、何かの時は僕を講師に切り抜ける。
それでは組織は前進しないし腐っていく。

既に指導実績のない指導員は資格を更新できない時代。
５０人近い指導員の指導実績をどう作ってあげるのか。
指導委員会として無責任であるということ。

恥ずかしながら全てマネジメントができていないことの結果。
ドラッカーでなくても情熱を傾ける真摯さが足らないのが分かる。