ラテルネ瀧根の登山塾

これからJAC東海支部青年部への確保・セルフレスキュー講習会。
清見に愛知、岐阜、三重、滋賀県から学生さんたちが来てくれる。
そしてそれをプロが撮影しDVDにするという「技術の見える化大作戦」。

講習会で技術を実践、習得したものを解説付きでDVDに収め
全国に送り出すというものだ。
しっかりと制動確保技術を身につけてもらい、そこからの自己脱出、
そしてそこからの展開をじっくり取り組みたい。

２日間あるし現役学生なので飲み込みも早いだろうが
明日は天気が悪そうだから、今日しかないつもりで頑張ろう。

これでうまく撮れたら、後は雪上技術とアイスクライミングの撮影となる。
学生さんたちに実際の技術を覚えてもらいながら
技術の普及に役立てるという一石二鳥の取り組みのスタートだ。

雪上が終われば来年６月の日山協指導委員会総会からの販売となる。
技術の普及という点では指導委員会初の取り組み。
それが無いのが不思議だった。
忙しく、業務に追われる委員会とはいえ発想すら無かったのだ。

これができたら日山協からは身を引かせてもらおう。
言ってみれば最後のご奉公。
終わりの始まりが新たな始まりとなることを祈ってぶつかりたい。

もちろん僕について来てくれて未踏峰にまで挑戦・登頂したような
学生さんたちとの接点を絶つということではない。

彼らのエネルギーや更なる飛躍に期待し、
邪魔にならない限りにおいてお付き合いさせていただくつもりだ。