ラテルネ瀧根の登山塾

１１月２日に発生した「放置違反金」なるものを初めて振り込んだ。

名古屋市中区の登山用品店に仲間の道具を見に出かけたのだが、
店を出たら何か貼ってあるのに気付いた。

そのときは携帯が見つからずばたばたしていて、
それからすっかり忘れてしまっていた。

昔は「警察も忙しくて駐禁くらいほっとけばうやむやになっちゃうよ」
なんて、特に超忙しい中警察管内については
まことしやかに言われたもの。

今回は駐禁じゃなくて放置違反。点数も引かれない、
弁明があれば提出して欲しいだなんて、
何だかえらい丁寧な文書が届いたのだった。

見ると４回５回と請求行為があって、いつ払ってもそれで完結。
何だか遠慮がちに、最後の最後に差し押さえだという。

最後の一歩手前まで行ってみたい気がしたが、
「負い目」のようで嫌だから、１５０００円を振り込んだ。

郵便局でもこうした振込みの経験がないようで、
局員さんが一生懸命耳を貸してくれた。「ふんふん、気の毒にね～」

昔、同じような出来事があったのを思い出した。

登山口に名門、ウイリッシュのピッケルを置き忘れた仲間のため
翌日現場に出掛けたら、そのピッケルは既に無くなっていた。
そしてガックリして帰る途中、スピード違反で捕まったのだった。

こういうのをお人好しというより・・・
冷笑的に「カモ」とか「極楽とんぼ」なんて言うのかな。