ラテルネ瀧根の登山塾

「日本音楽集団」の「和楽器の調べ」という演奏会に行って来た。
箏・１７絃箏・篠笛・尺八・三味線・琵琶・打楽器・篳篥（ひちりき）
など和楽器のオーケストラで、海外でも公演するとか。

SAKURAパラフレーズとして「桜坂」「桜」「夜桜お七」
楽器紹介として「春の海」「那須の与一」（琵琶弾き語り）
「飛騨によせる三つのバラード」
四季の唱歌・民謡より「花」「荒城の月」「お江戸日本橋」
「おてもやん」「五木の子守唄」「八木節」
最後に星夢の舞という、５つの演目に沿った舞踏組曲だった。

箏の演奏会には行ったことはあるが、アマチュアのばかり。
いつも音がずれたりするのにガックリしていたが
今回は違った。さすがプロ集団。ズレがないし盛り上がりが違う。

５０年前から箏をやっている（ブランクが１０～１５年？）
女房も「すごい」の一言だった。

５０年前と言えばその音楽集団が創立された頃で
生田流正派からもそれに参加していたとの事。

そのせいか、（もともと伝統音楽に五線譜は無かったが）
生田流正派では、古くから音符を五線譜に変換したりもしたそうだ。
（今では洋楽器とかのコラボも当然で、尺八も含めどんな楽器も
五線譜が当たり前だそうだが）

気持ちよくて、途中寝てしまった。心地よいという結果だから
それは失礼には当たらないと勝手に思っている。
邦楽・和楽器の良さに触れ、春を感じた１日だった。