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2011年07月10日

高度順化・富士トレーニング

昨日は富士山に行ってきました。
朝6時の段階で、既に山頂駐車場が満杯。
2つくらい下の駐車場からのアルバイト付きでした。

酸素分圧が平地の3分の2になるのが大体3000m。
普通はそのくらいから高所と言われますが
人によっては2400m位から頭痛、吐き気といった
典型的な高度障害の諸症状が出ます。

その辺りの酸素分圧は平地の約2割減。
強い人でも4000mを越すとそんな症状が出てきます。
その辺りは4割減。
そう考えると、酸素分圧が平地の2割から4割になるところで
誰でも高度障害が出るという事になります。

パルスオキシメーターという指先を挟む測定器で
動脈血最大酸素飽和度(SPO2)という
血液中の酸素濃度を測定する事によって
生理学的にそれを捉える事ができるようになりました。
一分あたりどれだけの酸素を取り入れる事ができるか、
という能力です。

普通SPO2が90を切ったら酸素吸入が行われます。
ICU行きですね。僕のおふくろがそうでした。
無意識ながら酸素吸入を嫌がってるので
90と89の何が違うのか聞いたのですが誰も応えてくれない。
確かなのはマニュアルがそうなっているという事です。

でもヒマラヤ登山ではBCで50を切る事だってあります。
脳細胞が死滅し、下界では死に至る数値と言われます。

パルスオキシメーターでの測定
高度順化・富士トレーニング

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:38│Comments(0)トレーニング
 
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