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2011年12月28日
山のミラクルセンス
豊かな感覚を手に入れる可能性について、TVでやっていた。
全盲の人が口から発した「クリック音」(舌打ちのような)の
反響音を聞き分け、まるで目で見ているような動きをされていてビックリ!
何と自転車にも乗られていた。
脳の聴覚野から視覚野が反応し、それによって
空間の情報を把握するという、言わば「音」で「見る」というもの。
こうした能力を持つ人が、全米で現在20人ほどお見えらしい。
その番組で、サッカーの中村俊輔選手の視野が
スポットを見る「中心視」でなく「周辺視システム」だと言っていた。
視線をあまり動かさずに全体を把握するんだと言う。
それに加えて絶えず状況が変化する中での「予測力」。
若い選手の脳は「考える」事を示す前頭葉の反応が大きく、
中村選手は直感に関係する脳幹の反応が大きいと言うように
その違いが際立っていた。
本人も「感覚でやっている」と言い、
体が勝手に動く無意識的な判断、「勘」の大きさを示していた。
人は皆、豊かな感覚を手に入れるための素晴らしい
「変化する脳」を持っている。
但しトレーニングによる経験の蓄積が必要なのは言うまでもない。
登山にとっても「音で感じる」事、「周辺視」や「予測力」、「直感」は
すごく重要なもので、山へ行かない限り身につかないもの。
長く楽しめるのも経験の蓄積あってのものなのだろう。
やっぱり昨日書いた「確保」ではないが、
体が勝手に動くためのトレーニングの蓄積がとても大切だ。
全盲の人が口から発した「クリック音」(舌打ちのような)の
反響音を聞き分け、まるで目で見ているような動きをされていてビックリ!
何と自転車にも乗られていた。
脳の聴覚野から視覚野が反応し、それによって
空間の情報を把握するという、言わば「音」で「見る」というもの。
こうした能力を持つ人が、全米で現在20人ほどお見えらしい。
その番組で、サッカーの中村俊輔選手の視野が
スポットを見る「中心視」でなく「周辺視システム」だと言っていた。
視線をあまり動かさずに全体を把握するんだと言う。
それに加えて絶えず状況が変化する中での「予測力」。
若い選手の脳は「考える」事を示す前頭葉の反応が大きく、
中村選手は直感に関係する脳幹の反応が大きいと言うように
その違いが際立っていた。
本人も「感覚でやっている」と言い、
体が勝手に動く無意識的な判断、「勘」の大きさを示していた。
人は皆、豊かな感覚を手に入れるための素晴らしい
「変化する脳」を持っている。
但しトレーニングによる経験の蓄積が必要なのは言うまでもない。
登山にとっても「音で感じる」事、「周辺視」や「予測力」、「直感」は
すごく重要なもので、山へ行かない限り身につかないもの。
長く楽しめるのも経験の蓄積あってのものなのだろう。
やっぱり昨日書いた「確保」ではないが、
体が勝手に動くためのトレーニングの蓄積がとても大切だ。
Posted by ラテルネ瀧根 at 07:13│Comments(0)
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