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2012年07月17日

夏合宿、お疲れさま

山岳会の夏合宿が終わった。
初日黒部五郎で幕営するのを薬師峠に、二日目は予定通り
雲ノ平に幕営し、最終日は赤木沢の遡行を断念して帰ってきたらしい。

気の毒に、雨に祟られた合宿だった。
それでも仲間と共に汗を流し、同じ食事をして少しは酒も飲んだだろう。
そんな三日間はかけがえのないものだったに違いない。

途中、別の山行途中の山岳会員と出会ったのも
日程の都合がつかず途中で帰ったメンバーがいたのも
そして雲ノ平で新たに合流したメンバーがいたのも
それぞれドラマチックだったろう。

赤木沢へのリベンジ山行も話し合われたらしい。
そんなふうに、集まればどこかへ行きたいという話が出る。
それが次の山行に繋がりもする。

「合宿」というものがなかなか出来なくなってきている今日
改めて実現できる素晴らしさというものを考えさせてくれた。

山に行かない山岳会員というのも変なものだが
本当に飛騨の人は山に行かない。保険の加入率も約五割だという。

「金とヒマ」が絶対条件だから無理も言えないが
自分のやりたい「山」は何なのか、それを考える意味は大きい。

近づこうとしなければ遠くなるだけのものだということ。
「それ」をやらなければ「それ」は上手くならないという特異性の原則。
そんな選択を含めて、問題は自分自身だ。

ゆっくり休んだら、是非次の山を考えてワクワクして欲しい。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 07:04│Comments(1)山岳会
この記事へのコメント
合宿に関して、情報提供などいろいろお世話になりました。
いろいろありましたが、きっと参加者みんな(私を含め)それぞれ心に残るいい合宿だったと思います。

瀧根さんが書いておられるように、「合宿にぜひ参加したい」と思う会員が意外と少ないことは、今後課題になってくる点だと思います。これは、合宿が魅力的な企画かどうかだけでなく、個人主義の広がりなどの影響もあるのかな、と思います。

これまでほとんどソロで山に入っていた私にとって、仲間みんなといく合宿は、新鮮でいろいろ考えるところがあり、有意義な機会となりました。チームワークの重要性を体感できる合宿、今後とも積極的に参加したいと思っています。
Posted by てりぃ at 2012年07月17日 20:59
 
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